ボンネットの塗装・交換費用

セダンタイプの車では面積がとても大きくなり、塗装金額が高くおよそ4~5万円程度です。

色の濃い車では日光によりボンネットが非常に高温になり、塗装が傷み易い場所です。

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「修理に出したいけど、どこに車をもって行けば良いかわからない・・。」
いざ修理と言ってもお店や修理工場が分からないという方も多いと思います。
そこでお勧めの修理工場の探し方をご紹介します。

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線傷修理 アウディ

アウディボンネット
ボンネットに長い線傷が入ってしまった事例。塗装についての説明もしています。

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トヨタ・ランドクルーザー 塗装剥離

塗装剥がれの料金
塗装の層が完全に剥がれている状態。
一度ボンネット全体の塗装をはがし、再塗装しなければまた同じことになる可能性があります。

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ボンネットの凹み修理の事例|フォルクスワーゲン・POLO/日産パルサー

パルサー・polo
ボンネットの事例、中くらいの大きさのへこみが2箇所のパルサーと、ボンネットと同時にヘットライトの交換、バンパー修理もしているPOLOの事例です。

程度と状況が似ている2台です。

ボンネットの凹み修理の事例はこちら

塗装はげ・剥がれ同程度の2事例|ムーブ・レグナム

ボンネット塗装|ムーブ・レグナム
ボンネットは上の写真の様なトラブルが多い部分です。
色の濃い車で、日光に強く照らされる場所は塗装がいたみ易く、こんな状況になることがあります。

こちらも同じく似たような塗装剥がれの事例です。

塗装はげ・剥がれ同程度の2事例はこちら

ボンネットの交換事例 日産スカイライン(本ページここから)

スカイライン
ボンネットの腐食により交換した事例です。今回はお客様が持込いただいた部品を使っています。

このボンネットはアルミで錆は出ませんが、アルミでも錆と似たような状況(腐食)は起こります。


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スカイライン全体写真
錆のような腐食がボンネットの先に出てきた事例になります。

お客様の希望によりお持込されたボンネットを交換しています。

作業前

ボンネット
かなり小さいものではあります。

黄色で囲った部分に小さいですがボコボコしているところがあります。

鉄は当然錆びますが、アルミ素材の場合もサビと同じように腐食します。

アルミは錆びに強いイメージありますが、全く腐食しないというわけではありません。

ちなみに車でサビが出る部分の典型はある程度決まっています。

リアフェンダー(クォーター)やサイドシル(ロッカーパネル)の下は最もサビが出やすい部分です。

また、車種によりますが、運転席などのサイドのドアも出ることがあります。

そして今回のようなボンネットの先も錆が出やすい部分になります。

鉄板が2重の袋状になっていて水が抜けにくく、水分が残って乾かない状態になっているからです。

なのでボンネットの一番低い部分・グリル側に錆が出てくることになります。

また修理しないで放置していると直ぐに錆がでますし、修理しても直した部分は錆びやすくなります。

修理前
ボンネットの先がこのようになっていたら、錆びの可能性が非常に高くなります。

ボンネットの先で錆が出る場合は、構造上錆が出やすい作りになっています。

表面だけ錆をとって塗装しても再発するのは目に見えています。

ですので、交換が簡単な場合は思い切って変えてしまう方が錆びの心配は少なくなります。



ボンネット交換の事例、日産のスカイラインです。

スカイラインといえば高度経済成長期にフェアレディーZと共にとても人気があった車です。

2001年からは新しいセダンとして生まれ変わり、GT-Rグレードはなくなりましたが、2007年にスカイラインとは別の車としてGT-Rが発売されました。

今回の事例は新しいセダンになった11代目となります。

それでは作業の説明です。

作業中

塗装前
お客様が持ち込まれたボンネットです。

バンパー以外の部品は基本的に色がついてきませんので、このボンネットも無塗装の状態です。

作業はこのボンネットに塗装して取り付け、というシンプルなものになります。

ボンネット
メーカー純正品であれば、塗装前の下処理さえすれば直ぐに塗装できます。

スカイライン作業中
ボンネットを取り外した状態

基本的に、板金して塗装するより、交換の塗装の方が作業に時間は掛かりません。(特に板金の後のパテでの細かい修正に時間が掛かるため)

なので、作業工賃だけでいえば、板金より交換の方が安くなります。(リヤフェンダーなど例外はあります)

ただ、別途部品代が必要になりますので、総額でいえば高くなることが殆どです。

今回はお客様が持ち込みしていますので、その分は安くなっています。

作業中
これから塗装に入るところですが、交換の場合の塗装について説明します。

ドアなどでもそうですが、裏側も色を塗る関係で、まずボンネットだけで裏表を一度塗装します。

その後車体にとりつけ、隣り合わせのパネルに色をなじませるために、隣パネルにも少し塗装する必要があります。

写真の状態が、ボンネットだけを一度塗装して取り付けた状態です。

そしてこれから隣り合わせの、両方のフロントフェンダーも合わせてもう一度塗装するところです。

この隣り合わせのパネルに塗装するかしないかは、状況によって変わってきます。

まず、色によって変わってくるのですが、ソリットと呼ばれるパールもメタリックも入らない色であれば、隣り合わせのパネルに塗装はしません。

ソリット以外であれば塗装が入ります。

次は交換する場所ですが、ドアなど同じ角度で面が続いている場所であれば、隣パネルに塗装が入ります。

車うしろのリヤゲート等は隣パネルの角度が違うため塗装は入らないことが多くなります。

ボンネットの場合であれば、状況によりますが、入る方が多いかもしれません。

同じ色番号でも、新しく作った色と実際の車の色は100パーセント同じではありませんで、必要に応じて隣パネルも塗装するということになります。

調色について

車体に合わせて色を作ることを調色といいます。

調色の作業は、車体のカラーナンバーを配合されている通りに調合します。

その際、混ぜ合わせる元の塗料の原材料は、取れる地方や時期などによって変わってきます。

色の元の顔料は完全に同じということはない状況です。

また、車自体の塗装も日光などによって新車と同じ状態ではありません。

ですので最終的には今の車の色に合わせて、色を微調整して作る作業=調色が必要になります。

それではこの後塗装して完成です。

完成

修理後
日産スカイライン完成です。

スカイライン完成
雲が写りこむ良い仕上がりです。

ボンネット
ボンネットの先も綺麗になりました。

参考価格

それでは日産スカイライン・ボンネット交換の参考価格です。

  • ボンネット塗装工賃に 38,400円
  • 同じくボンネットの取替え工賃に 3,840円

他、塗料代などを含めた参考価格合計は47,168円(税別)となります。

今回はお客様の持ち込みになりますので、ボンネットの部品代はありませんが、普通であれば4~6万円ほどの部品代がプラスになります。

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